2学年では、職場体験学習の成果を学年で共有する発表会を行いました。今回は、体験するだけでなく、職場にあるさまざまな課題に対して、中学生の立場から解決策を考えることも取り入れています。飲食店の集客に関する課題には、SNSでの魅力発信や新商品の開発といったアイデアが出されました。また、保育園の少子化対策については、安全な環境の提供や保護者とのコミュニケーションを大切にする工夫が提案されました。発表会の最後には、職場体験に関わっていただいたNPOの講師の先生から、解決策をさらに掘り下げることの重要性や、発表を行う際にどうすれば相手に伝わるかといったアドバイスをいただきました。
将来、先の見えない社会を生きていく今の子どもたちにとって、正解のない問いに向き合い、自分なりの答えを考えることは非常に大切です。今回の発表会は、その力を養う貴重な機会となりました。